DD Model Laboratory
「駆逐艦模型研究室」管理人の廉太郎です。
このサイトは日本海軍駆逐艦の艦容を、
開戦時を中心に
可能な限り個艦レベルまで追究しつつ、
1:700のWLで再現しようという
無謀な計画のもとに開設しました。
構成としては、色々調べて分かった事や
分からなかった事を資料編とし、
実際の工作を製作編として、
それぞれ解説する
2部構成を基本としています。


今年は春先に入院してから、どうも調子が上がらず、サイトの更新も果たせなかった。7月には陽炎型で考えていて、図も描いてページ組も終わっていたのだけど、なんというか地味であんまり面白くないのでボツにしてしまった。これはいずれ機会があればということで。

今月発売の艦船模型スペシャルで千鳥型の記事を書きました。模型を作るのに役立つ情報を提供したいというのと、読ませて説明するのではなく見せて説明したい、ということで図の多い内容になっています。このサイトにも図があって、あまり代り映えしないかもしれないですが、細部に再検討を加え、より正確になっているので、参考にしていただければ幸いです。
記事中で、後部甲板室の機械室排気筒が「千鳥」と「友鶴」は後方に向かって開口していた、と書いていて、これは「友鶴」の損傷見取り図に基づいているのだが、実は「友鶴」の排気筒は外側に向かって開口していたのではないか、という疑念が払拭できないでいる。なので「友鶴」の排気筒は外側を向いていた可能性もある、ということをお含みおきいただきたい。
この排気筒の形状は色々悩まされた部分で、甲板室との位置関係が、図面だけではわからなくて何度も検討を重ねた。今回、甲板室前面の簡単な図を描いているのだが、大体こんなことになっているのだ、というのがご理解いただければありがたいです。
それにしても今回はまた「濃い」号だな。(2025.11.14)
トライアンフの「吹雪」の画像が流れているが、これは「初雪」の図がベースになっているな




















